2006/06/19

新宿と山熊田


今月もまた新宿に2日間の出張。前回は東京ドームシティの中にある「スパラクーア」という、要は天然温泉の豪華健康ランドみたいなところに宿泊したのですが、さすがに雑魚寝は翌日の仕事に良くないことが判明。それで今回はちゃんとホテルを取りました。東京23区の中でも端っこのほうにあるホテルで、新宿までは電車1本で行けるので便利。ホテルから目的地までは30分くらいで、これなら無理に都心のホテルを取る必要もない感じ。それにしても、女性の一人出張に関する情報ってすごく少ないですね。どういうホテルを選ぶといいかとか、交通手段とか、食事どうしようとか。そのうちブログにでもまとめておこうかな。

で、今日はドライブで、山北町の山熊田まで行ってきました。TVでもずいぶん取り上げられて有名になりましたね。夫はずいぶん昔にお隣の雷(いかづち)集落まで遊びに行ったことがあるそうで、私も以前、手前の日本国まで行ったことがあるのだけど、山熊田は初めて。まったく、想像以上に山奥でした。吉祥水で有名な大毎から行ったんだけど、道を間違えて大変な目にあったり。山熊田の集落に着いたところでお手洗いがどこかで借りられないかと思って探していたら、近所のおばあさんが声をかけてくれて、どうもよく観光客にお手洗いを貸してくれているらしい普通のおうちを案内してくれました。そのおうちの前の物干し竿に小さな熊の毛皮が干してあってびっくり。最初、あの黒くてふかふかしたの何かしら?と思ってよく見たら小さい手がついてました。

写真は、山熊田から雷に抜ける山道(最近まで崖が崩れて2年間ほど閉鎖していたらしい。)の中でみつけた鳥。カーブを曲がったところの路上に、この鳥とキツネがいて、私たちを見てキツネは山奥へ、鳥は木の上へ退散。お邪魔しました。

2006/06/18

栃尾と三条

金曜から2泊で夫が魚沼市に行くことに。とりあえず私が「290とちお」まで車で送っていって、そこで運転交代。夫は車に乗って行ってしまったけど、さて、栃尾の道の駅にいる私はどうしたものか。そもそも、本当は夫の目的地に近い柿ノ木駅あたりで交代したかったのだけど、只見線が来るのをあの物置のような駅舎で4 時間待って、更に会津若松を経由して、というんでは、いったいいつ新潟市に帰れるのかわからない。というわけで、とりあえず道の駅で恒例の「あつあつ油揚げネギつき」をひとりベンチで頬張ってから、越後交通の車庫に街を散策しながら向かいます。栃尾車庫に来るのは確か22歳の誕生日の日以来。ここからは結構頻繁に長岡行きの快速バスが出ているのです。乗り込む前に自動販売機で紙パック入りのトロピカーナか何かのオレンジジュースを買おうとしたら、ボタンを押して出てきたのはなぜかフルーツミックス。歩き疲れたせいか、飲み終わる頃まで気がつきませんでした。いや、なんか甘いな、とは思ったんだけど。

新榎トンネルを通って、あっというまに長岡駅東口。最後に来たときから1Fがずいぶん変わってて、スーパーマーケット部分が特にすごく良くなっててびっくり。大好きだったクレープ屋さんがなくなってたのはがっかりだけど、ココロ長岡はココロ新潟よりも数段良いですね。信越線に乗って途中、うとうとしてたので気がついたら新津。通路の向こうに座ってた男子高校生の飛ばした輪ゴムみたいなのが足先に当たって目が覚めました。

で、今日。今度は夫が自力で三条まで運転してくるというので、さて、どうやって私は三条まで行こうかと思案。いろいろ考えて、県庁から高速バスに乗りました。県庁まではとりあえずバスを昭和町で降りて、昭和大橋を歩いて渡ります。バスだと三条もあっという間。待ち合わせは289号線沿いのジャスコの隣にあるブックオフなのだけど、いろいろと地域的な兼ね合いのためなのか、旧商店街のあたりにはいっぱいバス停があるのに、ジャスコ近辺はおもいっきり素通り。とりあえず本町3丁目というところでバスを降りて、そこから30分弱かけてのんびりと歩きました。一方通行の路地を歩いていたら、「鳥足あります」「天ぷらあります」と書かれた小さな精肉店とか、たくさんのお寺とか、いかにも三条らしい工具模様のマンホール蓋とか、すごくきれいな芸者さん?を乗せたタクシーとか、いろいろと珍しいものが見られました。あの芸者さん、どこから来たんだろう。付き添いのおばさんらしき人と一緒で、京都の舞妓さんみたいでした。

無事に待ち合わせも成功して、夫に実家に父の日のプレゼントを届けに。今年は南部鉄の風鈴です。こないだ伊勢丹で買ってきたの。小さな鐘が3つついてて、全体を覆うように葡萄の葉みたいな飾りが上にあって、真ん中に舌っていうのかな?がひとつついています。すごくきれいな音。お夕飯食べて、帰宅。疲れました。