2006/10/19

新潟県立近代美術館

長岡の新潟県立近代美術館に行ってきました。

現在の企画展は「新潟の仏像展」。普段は特に仏像に興味があるというわけではないのだけど、今回は特別。お目当ては、中越地震で個人蔵の仏像2体が壊れてしまい、修理に出したら中から小さい仏像が複数出てきたというの。もう、胎内仏というのにとても弱いのです。

仏像自体が作られたのは平安末期で、中の仏様と舎利は江戸時代の修理のときに入れられたものだそうです。仏像は150cmくらい、胎内仏はちょうど鉛筆を削って作ったくらいの大きさです。2体のうち片方はまだ修理中で、展示されているのは元通り修理されて胎内仏も納め終わった仏像と、修理しているほうに入っていた胎内仏とか。あんまり感動して、ショーケースに釘付けでした。

あと、十二神将がかわいかった。武神が十二体なのだけど、それぞれ対応する干支の動物が頭にのっかってるの。すっごい決めポーズなのに、角がくるくる巻いた羊がのってたりするのです。

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