2006/05/22

源氏再び

お天気も良かったので、もういちど、「よみがえる源氏絵巻展」行ってきました。でも、1回目のときの3倍くらいの人がいてびっくり。さすがに人垣が何重にもはなっていないけど、入り口から列ぎっしりです。

それにしても、特に無地だと思ってた衣装にはっきりと模様が描かれているのが再現されてたりすると感激。実際にはほとんど、表に着るものでは無地って無いみたい。必ず、同系色や銀色で幾何学模様が入っているの。サンプルとして展示されていた女房装束と違って、地の色とまったく異なる色模様のものは絵巻では見かけませんでした。まあ、あれだけいろんな色を重ねて着てるんだから、生地自体に何色も使う理由はないんでしょう。それとも、絵に描く場合だけの話なのかな。

あと気がついたのは、「老女は面長」。若いお姫様や女房はみんなちっちゃな丸顔だけど、お婆さんはみんなでろーんと長い、顎無しの顔をしてます。

そうそう、「早蕨」に出てくる几帳のデザインがすっごく素敵。これは衣装と違って複数の色が白地に散らしてあるんだけど、カーテンにして使いたいくらい、現代的でおしゃれなのです。

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