新潟刑務所の矯正展に行ってきました。
新潟刑務所や他県の受刑者の人たちの作ったバケツとか家具なんかを即売していて、特に家具は一部が所内作成のものから、委託企業が作っているものまで、どれもかなり安いです。新品の箪笥とか木製テーブルとか買うんなら、絶対にここで買うに限る!と思うくらい。よく売れてたのはやっぱりバケツと、あと木製のおもちゃ箱やまな板でしょうか。昔、母が実家の管内にある刑務所で将棋盤の立派なのを買ってきたんだけど、それもありました。テントには食べ物屋さんも。
何度かに分けて工場内の見学もあって、これはなかなか怖い! お店の出ているところから更に厳重な塀に囲まれた本当の「内側」に入るのだけど、住所氏名年齢を書いた紙を提出して、所員の方の指示に従って列を作って歩きます。見学できたのは金属加工なんかの作業場で、いやもうなんだか怖くって。すっかり暗い気持ちで出てきました。
再び門を出るとまた明るい雰囲気で、子供たちなんかもたくさん来ているのだけど、ふと見上げると刑務所の高い塔が目に入って、やっぱり異質な世界。すごい体験でした。
2006/10/02
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2 comments:
「厳重な塀に囲まれた本当の「内側」に入る」のですか。
矯正展の話とものはよく見聞きするのですが
そのようなこともやられていたとは知りませんでした。
驚き読ませていただきました。
そうなんです、ホンモノの「塀の中」なんです。矯正展の会場そのものは普通に門を入った中にあるのですが、作業所は分厚い巨大な鉄製の門の中で、入り口にはものすごい怖い顔をした警備の人が仁王立ちしてます。もちろん周りは高い塀で、更に有刺鉄線がぐるぐる。
作業所自体が、収監されている人のいる場所から結構離れているのですが、それでもかなり特殊な雰囲気がプンプンしてました。食事例も展示してありましたけど、なんだか怖すぎて、落ち着いて見てられませんでした。ぜひ、次の機会に行ってみてください。
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