昨日は珍しくTVでBSNの「イブニング王国」なんてのを見てました。たまたまネットのテレビ欄で、出雲崎の方言を紹介と出ていたからなのですが、いやー、相変わらず石井さんはマスメディアへの露出が多いですねえ。
ところで今朝、夫が「この字なんて読むんだっけ?」といくつも漢字を書いた紙を見せてきたのだけど、その中のひとつが「榊」。これが読めないというのもけっこうな衝撃ですが(「榊原郁恵」なら読めるらしい。)、「さかき」と言ってもなんのことやらさっぱりわからない、というのが更に驚き。
「ほら、神棚に置くでしょ? 常緑の葉っぱのやつ」と言うと、「あれは ちちゃかけ だ」と言うのです。この「ちちゃかけ」という言葉、Googleで検索してもヒットしません。でも、夫の実家では確かにそう言うんだそうです。そしていろいろ調べた結果、これは「ヒサカキ」の訛。HisakakiがなぜかChichakakeに転じているのです。これ、出雲崎や中越全体でそうなのでしょうか?
ちなみにヒサカキとはツバキの仲間の常緑樹で、関東以北ではもともとサカキの代用として、最近はその他の地区でも中国からの安い輸入品として利用されているのだとか。白くて小さい花がとんでもなく臭いのが特徴です。夫の実家の周りでも自生しています。子供の頃よく母親に「ちちゃかけ採ってきて」と言われたとか。
2007/10/18
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